こんな方におすすめの記事です。

  • ECサイトや商品数の多いサイトを運営していて、「商品が探しにくい」という声をもらったことがある
  • 絞り込み機能を導入したいが、自作すべきか外注すべきか判断がついていない
  • 導入した場合の費用感・工数感を先につかんでから検討したい
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多くの企業やWebサイト運営者が、自社のWebサイトを改善し、ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させたいと願っています。しかし実際に何を改善すればよいのか、どのような施策が効果的なのか、迷ってしまうことも少なくありません。

 

その代表的な解決策のひとつが、商品ページの絞り込み(フィルタリング)機能です。カテゴリ、価格、評価、在庫状況などの条件で商品を絞り込める機能で、扱う商品点数が多いサイトほど効果を発揮します。

 

この記事では、絞り込み機能を導入するメリットから実装方法、そして「自分たちで作る」か「外注する」かの判断基準までを解説します。実際に動くものが見たい場合は、ブログ下部の絞り込みデモでご確認ください。

商品ページに絞り込み機能を追加するメリット

商品ページは商品の多様性や豊富なラインナップが魅力ですが、時にはその多さが逆にユーザーにとって情報の過多となり、目的の商品を見つけるのに時間がかかることがあります。絞り込み機能を追加することで、ユーザーが簡単に目的の商品を見つけられるようになります。

多数の商品から効率的に目的の商品を探せるようになることで、次のような効果が期待できます。

  • 購買までのステップが短縮される
  • 顧客満足度が向上する
  • 再訪問・リピート率が向上する

商品点数が少ないサイトでは効果が限定的ですが、数十点以上を扱うサイトでは離脱率の改善に直結しやすい施策です。

絞り込み機能の種類と実装例

代表的な絞り込み方式を、実際のECサイトの例とあわせて紹介します。

カテゴリ別絞り込み

衣料品の場合は「トップス」「ボトムス」「アクセサリー」などのカテゴリで絞り込む方式です。ZOZOTOWNのように、商品カテゴリで大分類を絞り込む方式で、最も基本的でどんな業種でも導入しやすい形式です。

ZOZOTOWNのカテゴリ別絞り込み画面。トップス・ボトムスなどのカテゴリが選択できる
ZOZOTOWNのカテゴリ別絞り込み例

価格帯別絞り込み

1,000円以下・1,000〜3,000円・3,000円以上などの価格帯を選択して絞り込む方式です。価格帯をスライダーやチェックボックスで指定できるようにすることで、予算が決まっている購入者の離脱を防ぎます。

ZOZOTOWNの価格帯別絞り込み画面。価格レンジが選択できる
ZOZOTOWNの価格帯別絞り込み例

ブランド別絞り込み

特定のブランドに属する商品のみを表示する方式です。複数ブランドを扱うサイトで有効で、ブランド指名買いのユーザーの購買ステップを短縮します。

ZOZOTOWNのブランド別絞り込み画面。GUなどのブランドを選択できる
ZOZOTOWNのブランド別絞り込み例

色・サイズ別絞り込み

「黒」「白」「赤」などの色や、「S」「M」「L」などのサイズで絞り込む方式です。ユニクロのように、アパレル系サイトで特に効果が高い方式です。

ユニクロの色・サイズ別絞り込み画面。カラーとサイズが選択できる
ユニクロの色・サイズ別絞り込み例

評価・人気度別絞り込み

評価の高い商品のみを表示する、売れ筋商品のみを表示するなどの方式です。Amazonのように、レビュー評価や販売数で並べ替え・絞り込みができる方式で、購買の意思決定を後押しします。

Amazonの評価・人気度別絞り込み画面。星評価でフィルタリングできる
Amazonの評価・人気度別絞り込み例

絞り込み機能のサンプル

実際に作ったもので試してみましょう

ドロップダウンを使った絞り込み

「すべてのカテゴリ」のドロップダウンで「いちご」を選択したあと、ボタンを押してみましょう。

 

表示されていたデータが「いちご」だけに絞り込まれましたか?この絞り込み機能は、訪問者が目的の商品を簡単に見つけられるようにするためのものです。こうした機能を導入することで、商品ページがよりユーザーフレンドリーになり、顧客の満足度向上に貢献します。

チェックボックスを使った絞り込み

チェックボックス形式の絞り込みも実装可能です。複数条件を同時に選択できます。

 

これらの機能はJavaScriptというプログラミング言語を使って作成しています。すでにあるページにこのようなプログラムを組み込むことで、訪問者が探している商品をすぐに見つけられるようになります。

自分で実装する場合と、外注する場合

絞り込み機能はJavaScriptなどのプログラミング言語を使って実装します。社内にエンジニアがいる場合は自作も十分可能です。判断の目安は次の通りです。

  自作が向いているケース 外注が向いているケース
商品点数 数十点程度で条件がシンプル 数百点以上、または条件を組み合わせたい
社内リソース フロントエンド実装ができるメンバーがいる 開発リソースが確保できない
求める品質 まず動くものを試したい 表示速度・SEO・モバイル対応まで含めて品質を担保したい
運用 今後も自社で改修していく前提 導入後の保守・改善も任せたい

「まず自分たちで試してみたが、思ったより工数がかかる」「複数条件を組み合わせた途端に複雑になった」というご相談も多くいただきます。

判断に迷う場合は、無理に決めきらず一度相談してみるのも一つの方法です。

商品ページへの絞り込み機能追加の流れ

1. ユーザーのニーズを分析する

どの条件で絞り込みたいニーズが強いかを、実際の検索キーワードやアクセス解析、お客様と直接対面している営業担当者やお客様の声などから把握します。

ユーザーのニーズを理解することで、効果的な絞り込み機能の設計が可能となります。

2. 絞り込み機能の設計とカスタマイズ

サイトのデザイン・ブランドに合わせて条件項目とUIを設計します。カテゴリ、価格帯、ブランド、色やサイズなどの絞り込み条件を選定し、ユーザーが利用しやすいUI/UXを考慮してデザインします。

既存のWebサイトのデザインや機能との調和も重要です。

3. 技術的実装

JavaScriptなどを用いて実装します。既存サイトへの後付け導入も可能です。この際、モバイルフレンドリーなデザインやパフォーマンスにも配慮します。

4. テストと最適化

実装した絞り込み機能をテストし、表示速度やモバイル端末での操作性を確認します。ユーザーのフィードバックを収集し、必要に応じて機能の改善や最適化を行います。

5. 効果のモニタリングと分析

導入後の離脱率・購入率の変化を定期的に評価し、条件の見直しを続けます。

よくある質問(FAQ)

Q. 絞り込み機能はどんな商品ページに向いていますか?

目安として20点以上の商品ページを扱うサイトで効果が出やすい施策です。ただし、点数が少なくても「探しにくい」という声が出ている場合や、今後商品数を増やす予定がある場合は、早めの導入が有利になることもあります。

逆に商品点数が少ない場合は、絞り込み機能よりもシンプルなカテゴリ整理のほうが効果的なこともあります。

Q. 既存のWebサイトに絞り込み機能を後から追加できますか?

はい、可能です。WordPressやShopifyなどのCMSであればプラグインや拡張機能で対応できるケースもあります。独自開発のサイトでも、JavaScriptを使ったフィルタリング機能を組み込むことで対応できます。

多くの場合、既存ページの表示崩れやSEOへの影響を確認しながら段階的に追加します。現状のサイト構造によって実装方法が変わるため、まずはご相談ください。

Q. 絞り込み機能の追加にどのくらい費用がかかりますか?

サイトの構造や絞り込み条件の数・複雑さによって異なりますが、目安として10万円程度からご相談いただくケースが多いです。

 

シンプルなカテゴリ絞り込みであれば比較的低コストで実装できる場合がある一方、リアルタイム検索・複数条件の組み合わせ・モバイル対応などを含む場合は相応の開発工数が必要です。正確な概算は無料でお出しできますので、お気軽にご相談ください。

Q. 絞り込み機能を追加するとSEOに影響しますか?

適切に実装すれば悪影響はありません。ただし、フィルター結果ページが大量にインデックスされるとクロール効率が下がる場合があります。URLパラメーターの扱いやnoindexの設定、canonicalタグの設定など、SEOを考慮した実装が重要です。

インセンブルでは実装時にこの点も含めてご提案しています。

まずは相談から始めましょう

「自作すべきか外注すべきか分からない」「何から聞けばいいか分からない」という段階でも大丈夫です。現状のサイトを見せていただければ、絞り込み機能が効果的かどうか、費用感も含めて概算をお伝えします。

 

何かご不明点やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。インセンブルはお客様のニーズに合った最適な解決策を提供するために、お手伝いさせていただきます。